2008年10月9日木曜日

10/9 Today チェ・ゲバラが死んだ日(1967)

チェ・ゲバラ - Wikipedia: "チェ・ゲバラ(Che Guevara)、本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna, 1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれのマルクス主義革命家で、キューバのゲリラ指導者。"


Wikipedia の下の方にこんな記述があった:

チェ・ゲバラ - Wikipedia: "常人離れした大胆な発想と行動力で知られるゲバラだが、キューバ上陸直後に仲間の半数以上が殺害、捕縛されたにもかかわらず「俺たちは“17人も”生き残った。これでバティスタの野郎の命運は尽きたも同然だ!」と自信満々にいってはばからないカストロを見て、悲嘆のあまり発狂してしまったのかと本気で心配してしまった。しかしその後に、情報の重要性に注目したカストロの戦略眼や、ゲバラの“捕虜は殺さない”という方針が功を奏し革命に成功した。"

チェ・ゲバラのえらいところは、革命成就後キューバに留まらず新たな革命を求めて国を去ったこと。革命家が「新しい国づくり」なんぞすると碌なことににならないのは歴史が証明している。革命家は旧既得権益勢力を処刑するなり追放するなりして一掃すればいいのだ。後の体制造りは残った連中に任せて自由に作らせればいい。たぶん同じようなものしかできないだろうが、既得権集団がいない分だけ社会は若々しくなる。それを「創造的破壊」という。


日本の戦後も、政治経済体制は40年体制のままで戦前と変わらなかったが、GHQが「公職追放」と「農地解放」をやってくれたおかげで旧勢力が消滅し、それが戦後の発展に大きく貢献した。戦後60年、日本の嘗ての新しい勢力は既得権集団に堕落し、社会の発展を妨げていること甚だしい。今のニッポンにこそチェ・ゲバラが必要とされているのである。

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